慶応3年11月22日宮ケ瀬生まれ。 温厚・誠実でことに当っては
熱心で行動力、実行力、包容力があった。
多年村長 郡及び県議会議員等の要職を歴任する。 その間、此の
山奥の寒村地の文化の向上発展に率先して労苦を惜しまず尽力を
つくした。早くは、県立第3中学校の郡内誘致、村立小学校の規模
の拡大、後に、土山峠の道路開通丹沢林道の建設、村内永久橋の
架設等に挺身尽力をした。
特に大正10年、金澤官行造林の設定は当地区の基本財産を確立
する画期的な大事業に彼の非凡な識見を證した。 事業には多大な
難問題が多数あったが、よく村民を指導し、その協力によってついに
大事業を完成した。
利欲をしりぞけ、ひたすら、住民の福祉と平和を願い求めた。
歳と共に人望は厚くなり 昭和21年7月14日83歳似て惜しまれつ
つ歿も、翁の偉業を顕彰し永くその功績を後世にと顕彰碑が住民に
よって建てられた。
「ふるさと宮ケ瀬」 ふるさと宮ケ瀬を語り継ぐ会著 参照
まだ、武士道が十分生きづいていた時代。
私たちも、此のころ生まれていたら熱く燃えれたかも知れない。